コンポジット信号 これは純粋にアナログ信号


HD-SDI これは非圧縮のデジタル信号


コンポジットは解像度からも役目は終わっている、信号はアナログなのでその取扱いには減衰と歪が伴う。

HD-SDIは非圧縮のデジタル信号で放送局で使われている。しかし、その取扱いはアナログ以上に難しく分配や録画には莫大なリソースが要求される。

HD-SDIで完結できる領域は放送局、スタジオなど限られている。

HD-SDIをパケット化(MPEG2)したのが地デジであり、IPパケット化は必然の技術となっている。

そして、このIPパケットでもっとも進化した業界がビデオセキュリティと言える。

AV系の業界におけるIPパケットビデオの考えは如何に高画質であるかが重要となっている。H.264でも映画に使用される帯域(Blu-Ray)は50Mbpsに達する。 しかし、セキュリティで1カメラが50Mbpsも帯域を消費していてはネットワーク構築そのものが現実的でなくなる。 また、これだけ広帯域の場合はバッファリングを大きくする必要があり、これが遅延要素となる。

 

AV系では配信が目的化していないと言う事になる。

 

録画に関してはもっと悲惨な事になる事は自明の理であり、ローカルの一時的保存でしかあり得ない。